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喪服マナー完全ガイド|男女別・季節別・年代別の注意点

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[掲載日]2025/10/06 11 -
喪服マナー完全ガイド|男女別・季節別・年代別の注意点

葬儀や通夜に参列する際、「どんな服装が正解なのか分からない」と悩む人は少なくありません。
喪服には「正式喪服」「準喪服」「略喪服」の3種類があり、場面や立場によって選び方が異なります。
さらに、男女別・年代別・季節ごとにも押さえるべきマナーがあります。

この記事では、葬儀・通夜・法要における正しい喪服マナーを、性別・季節・立場別に徹底解説します。

喪服の種類を理解しよう

種類着用シーン特徴
正式喪服(正喪服)告別式・葬儀(喪主・遺族側)最も格式が高い。黒の礼服、生地はウールまたはシルク。
準喪服通夜・一般参列者一般的な黒のスーツやアンサンブル。
略喪服急な弔問・法要などダークスーツ・控えめな服装。

基本的には「遺族・喪主は正式喪服」「一般参列者は準喪服」が原則です。

男性の喪服マナー

正式喪服

  • ブラックフォーマルスーツ(濃染加工の黒)
  • 白シャツ(ボタンダウンは避ける)
  • 黒のネクタイ・靴・靴下

準喪服

  • 黒または濃いグレーのスーツ
  • 黒のネクタイ
  • 光沢のない靴

【ポイント】

  • ベルトの金具は目立たない黒や銀色を選ぶ
  • 腕時計やカフスは外すか、控えめなデザインに

女性の喪服マナー

正式喪服

  • 黒のワンピース・アンサンブル・スーツ
  • ストッキングは黒無地
  • バッグ・靴は光沢のない黒革または布製

準喪服

  • 黒や濃紺の控えめな服装
  • スカート丈は膝下〜ふくらはぎ程度
  • パンツスーツも可(近年増加傾向)

【ポイント】

  • アクセサリーは黒真珠・オニキスのみ可
  • 髪型はまとめて清潔感を
  • ネイル・香水・マニキュアは控える

子どもの喪服マナー

  • 中高生:制服が喪服代わりになる
  • 小学生以下:黒・紺・グレーなどの地味な服装
  • 靴下・靴は黒または紺を選ぶ

※派手なワンポイントやキャラクターものは避ける。

季節別の喪服マナー

季節ポイント
春・秋通年用のブラックフォーマルで問題なし
通気性の良い薄手素材を選ぶ。男性は半袖シャツ可(上着必須)
コートは黒・濃紺・グレーなど地味な色。毛皮・革素材は避ける

【注意】
式場ではコートは脱いで手に持ち、焼香前に着たまま入らないのがマナーです。

年代別の喪服マナー

20代

  • リクルートスーツでも代用可
  • 黒ネクタイ・黒ストッキングで整える

30〜40代

  • ブラックフォーマルを用意しておくのが望ましい
  • 社会的立場が上がるにつれて「質」を重視

50代以降

  • 正式喪服を所有しておく
  • 素材や仕立ての良さで差が出る年代

小物・アクセサリーの注意点

小物・アクセサリーの注意点
アイテムマナー
バッグ黒の布製または革製、金具が光らないもの
黒のシンプルなデザイン、エナメル不可
時計黒またはシルバーの地味なもの。金色は避ける
アクセサリー黒真珠・オニキス・ジェット以外は避ける

通夜・告別式での服装の違い

格式推奨服装
通夜略式準喪服(ビジネススーツ可)
告別式正式正喪服またはブラックフォーマル

通夜は「急な知らせに駆けつける」という意味があり、略喪服でも問題ありません。

よくあるNG例

  • 光沢のあるスーツ・ネクタイを着用
  • 明るいストッキングや白靴下
  • ブランドロゴ入りバッグ
  • 髪を派手に染めたまま参列
  • 派手なネイル・香水

どんなに高価な服でも「控えめであること」が最優先です。

まとめ|喪服マナーは「清潔・控えめ・誠実」が基本

喪服は単なる服装ではなく、故人と遺族への敬意を示すためのものです。

  • 遺族:正式喪服
  • 参列者:準喪服
  • 季節・年代に応じて清潔で地味な装いを

「派手ではないか」「清潔感があるか」「遺族を不快にさせないか」
この3つを意識すれば、どんな場でも恥をかかない服装になります。

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